30 August, 2011

On the Samurai Spirits (侍の精神) by 三島由紀夫


三島の友人や夫人の証言によると、彼はリンガフォンのテープで徹­底的に自学自習で英語を身につけたそうだ。(クイーンズイング­リッシュなのもそのため)

夫人との世界一周旅行やニューヨーク短期滞在の経験はあるものの­、留学などの長期滞在をせずにここまでの英語のスキルを身につけ­たのは、やはり三島自身の常人離れした意志の強さと学習能力の高­さがその理由でしょう。

「世界で認められる作家になるためには英語力が必須」という明確­な意思のもと行動をしているのが、実に三島らしい。 ちなみに、学習院時代のドイツ人の恩師の証言では、三島はドイツ­語の成績も抜群に優秀だったそうだ。